【目標は昨対240%!】28歳で社会人デビューしたプロモチームマネージャーが語る、プロモチームのこれから

TesTeeで共に働くメンバーについて、どんな思いを持って働いているのかを紹介していく「#Members」。
今回は、プロモーション事業部の徳留さんに、転職の経緯や、所属するチームの可能性についてインタビューを行いました。

ニート・フリーター・ワーホリを経験し、28歳で社会人に

――これまでのキャリアを教えてください。

大学卒業後は不動産の会社に入社し、営業をしていました。でも、宅建(宅地建物取引士)を取得する前に辞めてしまったんですよね。

――1年くらいですか?

いや、実は3ヶ月で…(笑)。その後2年間ニートをしていました。

――ニート……?とはいえ、2年間ずっと暇してたわけではないですよね?

いや、ずっと暇してましたよ。バスケか素振りをしてましたね。本当に何にもしていない。「なんで?」って気かれることもあるんですが、自分でもなんでかわからないんですよね。「働きたくねえ!」って気持ちだけで、マジで何も考えてなかったです。

――1社目がつらかったとか…?

いや、1社目がつらかったというよりも、「社会人キツ!」って(笑)。働くって大変だ、無理だって思って「無理で~す」って辞めて。働かないという意思を持って働いていなかったので、本物のニートでしたね。

――そこから、なにをきっかけに働くように?

1社目を退職した後、当然お金がないので実家に帰ってニートをしていたんですよ。遊びに行くときは親父の車を借りていたのですが、あるとき車をぶつけて「やべー!」って親戚の家に逃げたんです。人様の家に転がり込んでもなお2週間だらだら過ごしていたら、さすがに親父にブチギレられて。

それで、飲食店でとりあえずアルバイトを始めました。当時おそらく23~24歳。その後しばらく同じ仕事をして、26歳くらいまではフリーターでしたね。

――26歳になった徳留さんは、何をしたんですか?

ワーキングホリデーに行きました。

――ワーキングホリデー……。

はい。全然英語も話せなかったんですが、とにかくやることがなくて「暇だし行こ」って。初めにフィリピンのセブ島に3ヶ月行って、その後カナダに1年半。トータルで2年弱海外で暮らしました。

カナダで日本人の恋人ができて、結婚することになり日本に戻ってきたのが28歳のとき。日本では九州以外で暮らしたことがなかったんですが、パートナーの都合で関東に住むことになって、友人が経営する東京の会社に就職しました。

――それが、新卒の不動産会社以来の正社員だったんですね。

そうです。新卒のときも3ヶ月しか働いてないから、28歳で初めて社会人になったようなもんですね(笑)。

“怒られまくった”前職時代

――「初めての会社」とも言える前職では、どんなことを?

前職は、SNSマーケティング事業とD2C事業を行う会社でした。SNSマーケティングでは、大手化粧品、飲料メーカーなどの企業のSNS運用代行やコンサルティングを、D2C事業ではアパレルや化粧品の販売を行っていました。

――営業担当だったんですか?

営業もやったし、アパレルのディレクターもやったし、SNSのディレクターも、撮影ディレクターもやりました。D2Cの商材のコスメもCBDも作って…全部やりましたね。やらされた、っていうのかな(笑)。

――でもそれまで、たった3ヶ月の社会人経験しかなかったんですよね?しかも、不動産とは全く違う領域で、上手くできたんでしょうか…。

いやいや、全然。その会社が運営するアプリの広告営業をしていて、タイアップ企画とかWeb広告を売っていたんですが、特に営業の先輩がいたわけではなかったのですべてが手探りでしたね。でも不思議と、失敗するのは怖くなかったので、なんとかやれましたね。

営業をした後、当時流行していたドロップシッピングというモデルのD2Cをやることになり、2年ほどアパレルに携わりました。その後再び営業に戻ってきて、そのチームで一緒に働いていたのが、今もTesTeeで一緒に働く天野さんです。

――当時のお仕事で印象的だったことは?

信じられないくらい、とにかく怒られまくり、締め上げられていたこと(笑)。未経験だったので仕方ない部分もあるんですが、社長に激詰めされることばかりでした。

――新卒のころは「社会人大変!」と思って仕事を辞め、そこから6年に渡って自由な暮らしをしていたわけですよね。そんなに怒られても辞めなかった理由はなんだったのでしょう。

5万回ぐらい辞めようと思いました。でも、社長は友だちだったし、辞めるって言いにくくて。昔の自分と違って家族もいたので、家族のためにも頑張ろうという気持ちに変わっていましたね。前職にはトータルで5年半在籍しましたが、4年目からはあまり怒られなくなりました(笑)。

つらいこともたくさんありましたが、お給料をもらうために自分の責任を果たすのは当たり前のことで、やり切れていないのだとしたら怒られるのも仕方ないなと。それが自分の役割であり、期待なんだとポジティブに考えていました。

TesTeeで初めてマネジメントを経験

――徳留さんは、先ほどお話に上がった天野さんと一緒に、チームでTesTeeに参画しています。当時の気持ちを覚えていますか?

安定した会社に入れた!という安堵の気持ちが大きかったですね。前職を「初めての会社」とするなら、TesTeeへの入社が初めての転職になるので、自分のスキルが通用するのか、どんなメンバーと働くことになるのか、もちろん不安もありました。

でも、考えるよりやるしかない。新しい環境でとにかく頑張ってみよう、と思っていました。

――TesTeeに入社して初めて、マネジメントを経験されたんですよね?

そうです。一緒に入社した坂本さんや天野くんは、前職で一緒に働いていたものの期間にしたら3~4ヶ月くらい。彼らをマネジメントしていたわけでもなかったので、TesTeeに入って、人生で初めてマネジメントを経験しています。

――現在は何人のチームですか?

プロモーション事業部だけで20人のメンバーがいます。広告・企画・デザイン・事業企画の4つのセクションがあり、各チームに4~5人が所属していて、僕はマネージャーとして組織を束ねています。

――実際にマネジメントに携わる中で、ぶつかった壁はありましたか?

最初は「マネジメントって面白そう!」って思っていたんですよね。現場仕事をしなくて良くなるはずだから、ちょっと楽になりそう、なんて思ったりもして(笑)。でも、実際にマネージャーを経験して感じているのは孤独感と責任感ですね。成果に最終的な責任を持つのは自分で、絶対に誰かのせいにはできません。毎年上がる目標を達成させながら、皆がやりがいを持って働けるように組織についても考える。そこにはやっぱり、難しさはありますね。

でも、この1年を振り返ると、良い変化もたくさんありました。たとえば、新たに入社してくれるメンバーの多くが専門性を持っていて、これまでのプロモチームにできなったこと、足りなかった部分を補う存在になってくれています。結果的にクライアントに提供するメニューの幅も広がり、1年で“売れるもの”の数は5倍になりました。

その影響もあり、売上は前年比220%成長。悩みもいろいろありますが、成果がすべてなので、2023年は成功したと言えるんじゃないかな、と思っています。

――220%…?目標予算としてはなかなか見ることのない数字のようにも思えますが、どのようなプロセスを経て達成したのでしょうか。

それは秘密です(笑)。ただ、2024年の目標も240%とアグレッシブに設定しています。昨年の達成のプロセスを属人化させず、しっかりと仕組みに落として、再現性のある形で達成を目指していくつもりです。

プロモチームの仕事は、受託ではない

――徳留さん率いるプロモチームは、SNS運用のお仕事が中心ですよね。メンバーはみんなSNSが好きなんですか?

好きですね。SNSだけでなくエンタメに興味関心があるメンバー、トレンドにアンテナの高いメンバーもすごく多いので、トレンドに触れ続けることができる、憧れのインフルエンサーやアイドルと一緒に仕事ができる、というところにモチベーションを感じてくれることも多いようです。

――とはいえ、仕事の中身はいわゆる「受託」。他社を支援しているからこその大変さもありますよね?

もちろん責任は大きいし、SNS運用は細かな部分にまで気を配らなければならないので大変なことも多いです。でも僕らがやっていることは「受託」なのか?と思うことはあって。受託を突破しないといけないですよね。

――というと?

確かに形だけ見れば、お客さまの依頼を受けてものを作る「受託」と言えると思います。でも、お客さまが言っていることをそのまま受け取ってオーダー通りに作るだけだったら、介在価値がない。だから僕らは、いつかはお客さまが自社で運用できるようにノウハウを提供したり、一緒に頭を悩ませて企画を考えたり、お客さまのプロジェクトのいちメンバーとして仕事をします。

失敗して謝ることもあるけれど、お客さまの商品やサービスを自分たちのもののように考え、主体性を持って推進していくから、受託って領域じゃないと思っています。

お客さまに満足してもらうだけでなくちゃんと成果を出すために、個々人が毎日のインプットを怠らない。もともとSNSが好きなメンバーだからこそ、仕事とプライベートの境目無く無意識にトレンドに触れ、インプットができているのだと思いますね。

――今後のTesTeeの展望を教えてください。

今のプロモチームは、個の専門性が高い分、ノウハウやスキルが属人化してしまっている側面もあります。今後は、個が触れた情報や身につけたスキルを適切にチームに還元できるような仕組みを整えていきたいと思っています。

数字的な目標は、先ほどお話した通り昨対比240%。すべてのメンバーがコトと数字に向き合える環境を整えて、今年もしっかり成果を残していきたいと思います!

――今のプロモチームには、どんな人が必要ですか?

数字が好きで、数字で会話ができる人でしょうか。事業を拡大していくうえで、数字を見られるのは必須のスキルですし、数字から逆算して必要なアクションを考えられる人が増えれば、自然に成果も上がっていくように思います。

あとは、失敗を恐れず、なんにでもチャレンジできる人。今のプロモチームはまだまだ立ち上げ期なので、僕としては失敗があっても当たり前だと思っています。むしろ、チャレンジした失敗は歓迎なので、とことん体当たりして、失敗して得た何かを共有してもらえれば嬉しいなと思います。

自分の役割さえ果たしていれば、より多くの裁量を渡し、好きなようにやってもらえるのが今のプロモチーム。自分の本当にやりたいことのために踏み台にしてもらっても構わないので、新たなチャレンジをしたい、とにかく頑張ってみたいと思っている人は一度お話させてください!

徳留さん、ありがとうございました!

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