マーケドリブン思考で、グループ全体の事業を成長させていくグループマーケティング本部

TesTeeで共に働くメンバーについて、どんな思いを持って働いているのかを紹介していく「#Members」。

今回はセブンリッチグループ全体の事業をマーケティング観点でグロースしていく、グループマーケティングチームのメンバー3名に集まってもらい、なぜテスティーに入社したのか、どのような業務を担っているのかなどを詳しく伺いました。

林 雅弘(はやし まさひろ):写真中央
2023年5月に株式会社テスティーへ入社。グループマーケティング本部本部長を務めている。チームマネジメントだけではなく、ストラテジックプランナーとしてマーケティング戦略立案、PJの立ち上げなども担当している。

河信 治樹(かわのぶ はるき):写真左
2017年11月にセブンリッチグループに入社。2023年1月に株式会社テスティーへ入社。グループマーケティング事業部にて、グロースに必要な戦略立案、実装、ディレクションなどを行っている。

打越 和輝(うちこし かずき):写真右
2023年4月に株式会社テスティー入社。河信さん同様、グループマーケテイング事業部にて、グロースに必要な戦略立案、実装、ディレクションなどを行っている。

マーケティングとは手段や手法ではなく、考え方

——はじめに皆さんがグループマーケティングチームにジョインされた理由を教えてください。

河信:ぼくは2017年にセブンリッチグループにジョインしました。入社した当時はセブンリッチには会計事業しかなく、ぼくは新規事業をつくるというミッションのもと働いていました。その1年後に人材紹介事業の立ち上げを担当し、2020年ごろから、D2C事業のマーケティングや事業開発を行うポジションにつきました。

当時、グループマーケティングの役割を担う方は別にいたのですが、転職をして専任者がいない状態になってしまって。

ちょうどグループ全体で事業の数が増えていくフェーズで、事業を横断してマーケティング支援を行えるチームを作ろうという話も出ていたんです。そこでぼくに声がかかって、グループマーケティングチームの立ち上げに関わることになりました。

林:ぼくの場合は、高校時代の友人が人材紹介業を行っていて、セブンリッチグループを紹介してもらったことが入社のきっかけです。セブンリッチグループは30以上の自社事業と約60社の出資先を持っていて、関わる業界も多岐に渡ります。そのため、マーケターとしてより広い経験が積めると思い、ジョインしました。

打越:ぼくは前職では代理店でクライアントワークを行っていたのですが、事業会社でもっと深度のあるマーケティングを行いたいなと思っていたんです。転職を本格的に考えたときに、セブンリッチグループなら複数の事業を担うマーケターになって、幅広い経験が積めるだろうという期待を持つことができ、入社を決意しました。

——グループマーケが本格的にチームとして動き始めたのは2023年の初夏ですよね。チームとして動き出してみて、率直にどのように感じていらっしゃいますか?

河信:経験豊富なお二人の知見を共有してもらえるのは、非常にありがたいですね。ぼくは広告代理店出身でもないですし、事業会社でマーケティングの専任者として働いた経験もないので、マーケティングに関するテクニカルな領域の知識についてはテクニックや知識二人から毎日吸収させてもらっています。身近に壁打ちできる相談できる相手がいてくれて、非常に心強いです。

打越:ぼくもいい環境だなと感じていますね。想定通り、複数の事業のマーケティングに携われていますし、裁量があって自由度高く働けています。試行錯誤しなければいけないことは多々ありますが、その分成長している実感があります。

林:セブンリッチグループはもともとスタートアップ・ベンチャー向けの会計事務所としてスタートし、紹介のみで約800社の支援を行ってきています。そのため、どちらかと言えばプロダクトアウトの考え方が強いように思います。

マーケティングよりもセールスに力を入れてきた会社だからこそ、グループマーケとしてできることはまだまだたくさんあるなと。グループマーケチームは、そのような体制に変化を与える役割を担えたらと思っています。

——グループ全体にマーケットインの観点を浸透させていくということですね。

林:ぼくらはマーケティングソリューションを提供するチームというよりも、マーケティングという“考え方”をもって事業をリードしていくチームだと思っていて。マーケティングを軸にしながらも、サポートしている部署の事業をそれぞれが自分のビジネスとして考え、事業運営ができるぐらいの役割を担える存在でありたいんです。

打越:そうそう、「この人が関わってくれると事業を前進させるきっかけが生まれる」という人材が集まったチームになりたいですよね。端的に言えば、事業を成長させられる集団。いまグループマーケティングチームは3人ですが、徐々に増やしていって、グループの中に何人もそういった人材がいるのが理想です。

河信:自社事業は今後もどんどん増えてくると思いますし、出資先やそこに関わるステークホルダーにも支援できるように、グループマーケティングチームを拡大してけたらという思いもあります。

ナレッジシェアを行い、グループ全体の集合知を作る

——ここまでお話を伺っていて、グループマーケティングチームはテスティーの中でも異色のチームだなと感じました。他のチーム以上に個のスキルが際立っていますよね。

林:ひとりでも事業を引っ張れるスキルや経験を持ってる人が集まるチームなので、「個人商店」のように見えるかもしれないですね(笑)。ただ「自分は持っていないけど他のメンバーは持っているもの」も必ずあるはずですし、せっかくチームを組んでいるのでもっとナレッジシェア、スキルシェアはやっていきたいですね。そこが停滞気味なのはチームの課題のひとつです。

——ナレッジシェアには、まだまだ伸びしろがあるということですね!

林:セブンリッチグループのように毛色が違う事業がいくつもあると、どうしても縦割りの組織になりがちです。同じような体制で事業を行う他社の場合、基本的には事業ごとにマーケティング担当者を置く体制を取ってる企業がほとんどだと思います。

でもぼくは横断的にグループ全体のマーケティングを見られるチームがあったほうがいいと考えていて。それはマーケティングのナレッジだけではなく、事業のナレッジもシェアできるからです。 他事業で取っている戦略や課題解決方法を参考にすることで、考え方が広がるし、豊かになると思います。

河信:グループ全体の集合知ができるところが大きなメリットですよね。各事業部で試行錯誤してきたことが横展開できることで、事業をグロースさせるための戦略や方法にバリエーションが生まれます。その分、事業の成長ポテンシャルも最大化するのかなと。

集合知が作れてこそ、グループマーケティングチームの存在価値は大きくなっていくと思うので、そこは今後も力を入れていきたいところです。

林:集合知を作るためにも、ぼくらが事業をリードしていく存在でなければいけないんですよ。事業運営の先頭に立って、挑戦し、ナレッジを貯めて共有していく。そうやってグループ全体の成長に貢献できればと思います。

——セブンリッチグループの好きな部分はどこですか?

打越:いい人で、社交性がある人が多いこと。事業サイドの色々な人と交流でき、さまざまな目線を知れるのはとてもいいところだと思います。

林:ぼくも人が好きですね。ときには議論をすることもあるのですが、自分の意見を無理に通そうとする人はいませんし、途中で投げ出す人もいません。お互いが納得するまでやり取りをして、最終的には同じ方向を向いて、事業を運営できています。お互いの意見を尊重し合うようなカルチャーがグループ全体にあると思います。

河信:目の前の人に貢献しようという思いの強い人が多いですね。自分の人生を豊かにしたいのはもちろん、自分の周りにいる大事な人たちの人生も豊かにしたいと思っている人がほとんどです。

ビジネスを成長させるためのマーケティング思考を磨ける最適な環境

——最後に、どんな人と一緒に働きたいと思われているのか、教えてください。

河信:ぼくらとは違ったスキルや経験をもっている人だと嬉しいですね。入社してくる人が持つスキルや経験次第で、グループマーケティングチームのカバー範囲がどこまで広がるかも変わってくるので。

林:河信さんが言ったことには同意です。似通った人たちだけが集まっても、あまり考え方は広がらないですよね。「そういう捉え方もある」「そういう見方もある」といったように新しい気づきが生まれてくるような、色々なタイプの人がいたら面白いなと思っています。

あと自分の人生や周りにいる大事な人たちの人生を豊かにするには、結果を出さないといけません。だからこそ結果にコミットできる人と一緒に働きたいですし、結果を出すために自己成長できる人がいいですね。

打越:色々なことに挑戦して成長したい人がグループマーケティングチームに合うと思います。これまでにやったことがないことや苦手なことに挑戦する機会が多々あると思うので、それを自己成長するためのチャンスと捉えられる人だといいですね。

またスキルで言えば、「ビジネスリテラシー」と「マーケティングリテラシー」の2つがグループマーケティングの業務において求められます。そのため、どちらか一方に特化しているか、もしくは両方とも平均的に持っている方だと嬉しいですね。一緒に事業を伸長させていきたいです。

河信:あとは、マーケターとして悶々としている人はぜひ来てほしいですよね。マーケターには2つの大きな悩みがあると思っていて。1つ目は代理店でマーケターをやっていて、もっと事業に踏み込みたいという悩み。2つ目は、事業会社でマーケターをやっていて、事業が伸び悩んでいるせいで、経験できることが限定されるという悩み。自分のやりたいことが実行できないという悩み。

グループマーケティングであれば、この2つの悩みを解消できると思っています。グループ内なので、自社事業に近しいコミットメントで事業に携われますし、順調に伸びている事業にも、伸びやなんでいる事業のも関われる。業界も企業規模も、多種多様です。

そのため、マーケターとして成長するには最適な環境なのかなと思います。世の中にグループマーケティングの求人が出ていることは少ないので、チャンスなのかなと。

——広告代理店のマーケターと事業会社のマーケターのいいとこ取りのようなポジションなのですね。

打越:グループマーケティングチームの最大の魅力は、マーケティングという思考を制限なく自由に考え、複数の事業にフラットな関係で提案し実行できることだと思います。代理店だとサービス提供範囲が限られてしまい、そこまで自由な考えはできませんし、単体の事業会社だと事業の成長によって実行できることに制限がかかってしまいます。

林:セブンリッチグループの人たちは社交性があって、傾聴力のある人ばかりです。だからこそ、さまざまな発想が生まれてくるのかなと。ここまで手段や方法にとらわれずビジネスを成長させるためのマーケティング思考を磨ける環境は、日本の中では珍しいのではないかなと思います。少しでも興味を持ってくれた方とは、ぜひ一度お話したいです!

「#Members」では、引き続きサービスに携わるメンバーの思いを紹介していきます。

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